こんにちは、しろまる(@akitashiromaru)です。
名前だけでもカッコいいWEBデザイナーという職業。なりたい!という方は年々増えています。
しかし、
「自分にはデザイナーなんてセンスはないし・・・」
「そもそもデザインの勉強なんてしたことがない・・・」
とあきらめる方が多いのも現実です。
今回は、私が20代後半にして未経験からWEBデザイナーになってみて、デザイナー経験はないけど役立った!!と思ったことを
- 基本的な接客
- 電話応対
- 何からも学ぶ姿勢
- 何はともあれ、やる気
の4つにまとめてみましたので、ご紹介します。
スポンサーリンク
未経験のWEBデザイナーだけが採用された職場。アルバイトの接客が役立った
まず一つ目に大事だと思ったことは、基本的な接客ができることでした。

と思われるかもしれませんが、パソコン1つでやるにしても、会社のWEBデザイナーになるにしても、そこには必ず相手がいます。
私は、初めての制作会社に未経験のWEBデザイナーとして採用されました。
オフィスには先輩WEBデザイナーがいて、仕事のやり方を教えてもらいながら・・・というのが一般的かもしれませんが、本社(東京)と電話やSkypeでやり取りはできても、直接指導をしてくれる方がいませんでした。
もちろん本社(東京)からの期待やフォローなど考えがあったからだとは思っており、それ自体はいいのですが、大変だったこともありました。
それは、お客さんとの打ち合わせでした。
当時オフィスにいるのは私含め数人の未経験のWEBデザイナーだけ。
WEBの知識はまだまだだったので、打ち合わせでの即答はもちろんできませんでした。(オフィスに帰ってから本社に報告後、指示を仰いでました)
そんなとき役立ったのは、飲食店のアルバイトで接客をしていた経験でした。
- 初めての人と話すことに緊張しない
- 相手がどうしたいのかを想像して、その立場でお尋ねや確認をする
書いてみると結構「当たり前じゃん」と思われそうなことですが、私の場合は置かれた状況が特殊だったのか 笑 お客さんと対応できる人というが他におらず、かなり頼ってもらえました。
未経験WEBデザイナーだけど、電話応対が普通にできるだけで重宝された!
二つ目に大事だと思ったのは、電話応対ができることです。

え?そんなん誰でもできるじゃん!・・・って思って読んでらっしゃる方。
意外と、電話が苦手な方って多いんです。(経験からすると、WEBデザイナーというのは集中して制作をするからなのか、特に電話が苦手な方が多い印象です)
実は私、それまでコールセンターの派遣社員をしていました。そこで習っていたのは、コールセンターのトークや、基本的な電話応対についてです。
- 電話を待っていただく際は、「お待ちください」ではなく、「お待ちいただけますか?」
- 電話番号の取次ぎの際には、相手の電話番号を復唱する「復唱いたします」
- 相手が今電話を続けられる状態なのか、確認してから話す
- ちょっと脱線してしまっても、最後に電話をしてきた意図と、そのまとめを必ず話す
- 自分で判断がつかない場合は、その場で絶対に返事をしない
コールセンターではこれは最低限のスキルでした。
でも、未経験のWEBデザイナーばかりが集まったオフィスでは、私のこのスキルはとても役立ち、お客さんの声を直接聞く機会をたくさんもらえました。
未経験でも、そうでなくても大事な「何からも学ぶ姿勢」
三つめは、何からも学ぶ姿勢を持つということです。

これは、WEBデザイナーという職業に限ったことではありません。
会話の中で、知らない言葉が出てきたらメモを取り自宅で調べるか、その場で恥ずかしがらずに聞くようにしました。(その後また家で調べて復習)
また、学ぶというのは何も知識のことだけではありません。
オフィスのみんなが未経験のWEBデザイナーだったから、「この人のこういう作り方いいな」とか、「お客さんへのこういう姿勢いいな」ということは、素直に真似をしました。
もちろんダメなところは、そうならないように気を付けました。
学ぶってのは、勉強など固いものばかりじゃありませんでした。
本社の先輩が見ているアニメやゲームも、同じものを見てみたり、普段聴かないヒップホップを聴いたりもしました 笑
WEBデザイナーという職業の人たちが、どういうものから自身の制作を生み出しているのか知りたかったので、それを知れそうなものは何でもやってみました。
おかげで、20代後半からでも色々なことを吸収できました。
未経験でWEBデザイナーになるなら、やっぱりあとは「やる気」
最後に大事なものは、やっぱりやる気を持って取り組めることです。

やる気といっても、カラ元気でいたら良いっていう意味でもありませんし、「私やる気ありますから!」ってアピールするようなことでもありません。
最初に書いた
- 基本的な接客
- 電話応対
- 何からも学ぶ姿勢
この三つすら、最初はなくたっていいんです。
でも、やろうとすることは大事です。口で言うよりも、行動することのほうが十分やる気を持って取り組んでいることになります。
かと言ってがむしゃらに何でもやっていてはカラ元気と思われかねないので、自分ができると思ったことを着実に頑張りましょう^^
未経験でも、「スキルの転用」をうまく利用して活躍できる!
これまで書いてきたことは、WEBデザイナーとしての経験とは全く関係ないことばかりです。
でも、これまでにWEBデザイナー以外で身に着けてきたあなたのスキルが転用できることというのは多いにあるんです。

私は20代後半に未経験でWEBデザイナーになってもやれたのは、それまでのアルバイトや派遣社員から学んだちょっとしたスキルです。
そのスキルをうまく転用できれば、後は自分の気持ち次第です。
- デザインセンスがない
- 勉強したことがない
というのは、自分の気持ちが折れない限りは、後からついてきます。
WEBデザイナーという職業はずっと勉強し続けないといけないし、体力もいるし、大変な仕事です。でも、それ以上に、お客さんの笑顔をたくさん見る事が出来る仕事でもあります。
この記事が、「あと一歩」を踏み込めない方への勇気になればいいなと思っています!


