こんにちは、しろまる(@akitashiromaru)です。
「WEBデザイン技能検定」という検定を知っていますか?
WEBデザイン自体に高度なスキルや専門知識が増え、それらを持った人材がますます必要となってきたことで2007年からできた、WEBデザイナーでは唯一の国家資格です。

私は2級を持っているんですが、今回はそのWEBデザイン技能検定2級について、どう実務に役立っているかお届けしてみます。
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WEBデザイン技能検定2級の概要と出会い
WEBデザイン技能検定2級は先ほど書きましたが、WEBデザイナーでは唯一の国家資格として、試験は年に4~5回ほど実施されています。
学科60分・実技120分という構成で受験し、合格率は約40~50%の資格です。(インターネットスキル認定普及協会公式サイトQ&Aより)
スキルをここまで身に着けたよ!という証明が欲しかった
私が最初にこの資格を知ったのは2008年です。
WEBデザイナー1年生だったのですが、当初「やる気」だけで制作会社に採用して頂いてたので、「私にまかせておいてください!」みたいなことはとても言えませんでした。
もうちょっと自分でも自信をつけたい・・・ここまでスキル身に着けました!みたいな資格でも取ってみようかな・・・?というのがきっかけでした。
もちろん「資格を持っている」からと言って自分が業務を簡単にまかせてもらえるわけでもないし、「資格ビジネスにまんまとのってるな~」と思われるとそれまでなんですが、当時の私はとにかく「やる気」だったため、3級を受験しました。
2級はその数年後に「そういえば3級までしかとってなかったしな~。」と思い、受験・合格に至りました。
筆記試験・実技試験で比べると、やはり「実技試験」のほうが実務に役立っている
私が2級を受けたとき、筆記と実技では実技のほうが実務に役立つだろうな、と思いました。
実技はPhotoshopによる簡単なデザイン作成(場合によってはアニメーションGIF作成なども)、画像の書き出し、htmlファイルでの構築と全てを2時間で行います。
とても基礎的なことが詰め込まれているので、「これがちゃんと時間通りにできるのであれば、おそらく通常業務も難なくできるだろうな。」という印象でした。
一方、筆記については「一般的なWEBの知識」だけでなく、業務に従事する環境についてや簡単なプログラミングについてなど、多くの内容が盛り込まれているので事前の勉強はちょっと詰め込み勉強になってしまいました。
認知が薄い資格だけど、就職の決め手になることも!?
まだまだスキルと経験がものを言うWEBデザイナー業界ですが、例えば以下のような会社だったら、その人を採用する基準になるかも!?と思っています。
- 企業のWEB担当者を採用したい会社が、採用の基準として
- 制作会社が、新入社員を採用する際、最低限の習得度があるかどうかの基準として
なので、もしも「WEBデザイナーになってみたい・・・!」という方がいて、自分が行きたい会社が決まっているのであれば、そこがこの資格を取ってたほうがいいかどうか考えてみて、受験してみるのもアリですね。
まだ認知が薄いWEBデザイン技能検定ですが、他にも制作会社で「スキルを持っている証明になるから、資格手当がついた!」という声も聞いたことがあります。
調理師みたいに「ないと業務ができない」ものにはならないとは思いますが、これを読んでいただき「自分にプラスになる!」と思った方は受けてみるのもいいかもしれません^^
最後に
最後に、私自身はと言いますと、まだしばらくは2級のままでいようかなと思ってはいます。
理由は単純で、1級の試験を最後まで受けるには福岡で開催されないからです 涙
もちろん自分のスキルを確かめるために受けてみたいとは思っているんですが、もう少し受験会場が広がればうれしいな・・・というのが本音です^^;
資格試験を受けるだけが全てではないですが、自分のスキルを高めるためには日々勉強していきたいと思います^^