現行版Adobe ExpressとAdobe Express Beta版との違いとは？

2023年6月より、Adobe Expressの現行版とは別にAdobe Express Beta版が使えるようになりました。

今回はAdobe Express Beta版での新機能・拡張機能について紹介します。

ちなみに、これからWebデザイナーを目指す方は迷わずAdobe Creative Cloudをお勧めしています。

Adobe Express Beta版の新機能

私は現行版からAdobe expressを利用してはいましたが、少しだけ使いにくい･･･と感じていたところがあったのも事実です。

今回Beta版を確認したところ、それら全てが改善されていたのでとっても使いやすくなっていました！

生成AI機能が使える！→テキストのエフェクトや、画像の生成が可能に

Adobe expressの現行版にはありませんでしたが、Beta版ではテキストを打ち込んでテキストのエフェクトを生成したり、画像を生成したりすることができます。

ここでは、テキストを打ち込んで画像を生成する例を挙げておきます。

その内容の画像を生成する方法はAdobe express（Beta版）の画面上で「クイックアクション」の下にある「テキストで画像作成」を選択。

下にスクロールするとクイックアクションが出てきます。

テキストから画像を作成するには、英語を入力しないといけないので英語がわからない人はGoogle翻訳などを使って英語に一度変換します。

「スタイル」のオプションが、必要であれば選択します。そのあと「生成」を押すことで、画像のプレビューと、その他の結果が表示されます。

ちなみに、コンテンツタイプを変えるとこんな感じです。参考にして、試してみてくださいね。

編集のしやすさが向上！特にテキストを直接編集できるのが嬉しい

私がAdobe expressの現行版で一番使いづらいと感じてしまっていたことが、テキストの編集をする際に直接編集できないことでした。

ですが！Beta版では、テキスト編集が直接できるようになっています。

他にも

• ブラシを使って画像の消去・復元
• スポイト機能の改善
• 一括での画像キャンバスサイズ変更

などの改善が行われています。

リアルタイムで共同編集・コメント追加が可能に

リアルタイムで共同編集・コメント追加ができるので、チームでの作業がよりしやすくなります。

まず、共有したいファイルを開いた上で「共有／共同作業者を招待」を選択します。

次に、相手のメールアドレスを入力します。

次にドロップダウンを選択し、編集権限を決めます。

「編集可能」「コメント可能」を設定して、招待します。

PDF読み込み・編集が可能に

Adobe expressのBeta版では、pdfの読み込みや編集をすることも可能です。

ホームページ上で新規作成の下にある「自分のコンテンツから開始」を押します。

パソコン上（またはスマホ上）にあるpdfファイルを選び「エディターで開く」を選択します。

そのままエディターでファイルを編集！編集後は「ダウンロード」を押してダウンロードできますし、そのまま共有を押して共同編集を開始することも可能です。

動画作成がより簡単に！

動画作成がより簡単になりました！現行版では、私も正直「使いにくそう･･･」と思っていたので、今回は実際に使ってみたところわかりやすくなっていました。

まずはAdobe expressのBeta版ホームにある「何を作成しますか」のすぐ下にある「動画」を選択。

「動画」ボタンを押すと、人気の動画一覧などのサイズがでます。どんな動画を作りたいか選びます。

何の動画を作るのか選んだあと、マウスを載せると「白紙から作成」「テンプレートから選択」の2種類が選べるので、今回は「白紙から作成」を選びます。

自分の動画をアップロードしてもいいですし、「メディア」の中から動画素材を選んでも大丈夫です。

今回は、メディアから無料動画の素材を選んだ場合です。クリックすると、動画が配置されます。

テキストも、簡単に入れることができます。

自分の動画をアップしたいときも簡単にできそうですね！

現行版Adobe ExpressとBeta版との違いまとめ

今回紹介した違いをまとめました。

Adobe Expressは無料プラン・有料プランとありますが、無料プランであればAdobeのIDを登録するだけで（登録ももちろん無料）利用することができますので、ぜひ試してみてくださいね！