学生からWebデザイナーを志望する就活の流れは学校に聞けばわかりますが、中途の場合ってデザイナーの就活の流れっていまいちイメージわかなくないですか?
私自身もなーんにもイメージがわかなかったので、流れのままに身を任せて失敗しちゃったことも多々あります・・・。
ここでは、中途でWebデザイナーになったときの私の就活の流れがどんなだったのか・また人から聞いた話などもまとめてみました。
実技がある会社もあるし、全然フランクにお話するだけの会社もあり会社それぞれです。この記事を読むことで社会人からWebデザイナーになるための就活の流れを少しでも知って心の準備になりますように!
Webデザイナーになるための就活の流れ、一番の違いは実技と作品提出
一般的な就活と、Webデザイナーになるための就活の流れで一番違うのは
- 実技があるところがある
- 作品提出がある
ということです。
また、社会人からWebデザイナーを目指す場合、就活を行うのに何月から!などの期間はありません。
デザイナーの就活の流れ例
それでは、社会人が未経験からWebデザイナーになる時の就活の流れについて説明していきます。
Step1:書類選考(この時点で作品提出)
他の一般の就職活動と違うところは、この時点でポートフォリオ、つまり作品の提出を求められることが多いところです。実際に提出する書類は3種類あって、
- 履歴書
- 職務経歴書
- ポートフォリオ
Web デザイナーの書類選考はこの3点セットを提出することがほぼ必須です。
私も最初、ポートフォリオって何?という感じでしたが、現時点での自分の実力を面接官に知ってもらうためにこの業界では普通のことみたいですよ。
Step2:面接(現場の社員・採用担当による)
書類選考にパスしたら、次は面接です。
ここも会社それぞれと言ったらそうなんですが^^; いきなりここで社長面接となる会社もあると思います。(逆に社長面接がないところもあると思います。)
現場の社員が見るところは「この人たちと自分たちが一緒に仕事をして問題なさそうか?」というところです。仕事に対する熱意や勉強の姿勢ももちろんですが、単純に馬が合うか?みたいなところも見られてます。
ここは会社の社風と合うかどうかということも見られているので、もしだめだったとしても自分が合わなかっただけ。と気にせずに受けてくださいね。
本当にあった!私の体験談
私が社会人から初めてWebデザイナーに応募したとき、書類選考のあと現場の社員による面接が行われました。
…と言っても、当時私の地元に初めて支社を作るということで、その現場社員の方は本社のバリバリ社員。
しかも面接という形式ではなく、一緒にお茶を飲むという中で色々なことを聞かれるという設定の面接(面談?)でした。
その人が面談してOKであれば、ほぼほぼ社長面接もOK・・・という形式だったそうです。(後で聞いた)
Step3:実技
Webデザイナーの制作会社によっては実技を実施するところもあります。
私がこれまで自分が受けたところと、自分がいた会社で実施していた実技ではこんなものがあります!
1時間でバナー制作
私は、現場社員の面接と同時に1時間バナー制作の実技を課していた会社にいたことがあります。
テーマ・コピー・写真などの素材は準備した状態で「こういう目的のバナーを作ってください」という実技なんですよね。
私がその会社に入社した当時は実技がなく、後から入社の人には実技があったので自分だったらきっと落ちてたかも・・・と焦った記憶があります。
もちろんバナー制作は1時間しかないので完成させなくてもいいんですが、1時間でどれだけ考えてどれだけ制作できるか?っていうのも試されているんですよね。
なので、レイアウトの完成→素材写真の加工→コピーなどの色付けみたいな感じで、できたものが見える状態に早く持っていく制作の仕方をしたほうが実技では良いと思います。
1時間でpsdのデザインからコーディング
これは私が受けたことがある実技です。psdデザインを1つ渡されて、これを元にDreamweaverを使って1からコーディングを行うという実技でした。
htmlファイルとCSSファイルをどうやって紐付けてるか?(内部CSSか外部ファイルを読み込ませるかとか)とか、レイアウトを分かった状態でコーディングできているか、とか参考書などを見ずに簡単なレイアウトができるかどうかが見られていたと思います。
こちらもバナー制作の実技と同様、一部を完璧にコーディングしていくよりも、大きなレイアウトを組んでいく→小さな装飾などのCSSを設定していくという感じにしていくと、進め方としてはスムーズかと思います。
余談ですが、Webデザインの国家資格であるWebデザイン技能士の2級くらいになると同じようなコーディングの実技があります。
なので、この資格を取りたい方は勉強しておいて損はないですよ!
私の体験談:ネットショップのWebデザイナー、電話テストと実技とありました・・・。
私がWebデザイナーになるために就活したときに受けた実技で、1日目の実技:電話テスト→合格したら2日目:コーディングのテスト、というものがありました。
ネットショップのWebデザイナーだったのですが、問い合わせ対応の電話は全社員がとるからという理由で先に電話テストが行われたのでした。
幸い電話テストは合格したものの、まだまだ実力が足りなかった私は本命の実技テストで不採用となったのでした・・・。
Step4:社長面接
Webデザインの会社は小さい所も多く、最後に社長面接となるところも多いです。
ここまで来たら、もう自分自身がこの会社が良い!と思えば全力で取り組めばいいと思います。
こんな社長もいました!
ここでの体験談は、私が「あぁ、社長を見てこの会社はこんななんだ・・・って見抜いておけば良かった」と思った体験談です。
これから採用する人を面接するのに、面接時から社長がそわそわしていたんですよね。どうやらちょっと会合があるとのことで(と言う名の飲み会だった)
いや、もちろん大事な商談だったらそちら優先でいいと思います。でも・・・うーん、スケジュール管理もできてない社長なのかな?とちょっとチラリと感じた記憶がありました。
案の定、その社長は(入社後に知ったのですが)社員と色々トラブルが多く会社としても評判がすこぶる悪かったようで私も期間短くして退職しました・・・。
社会人からWebデザイナーになる就活の流れまとめ
社会人からWebデザイナーになる場合の就活は、実技やポートフォリオ制作を通常ではなかなかない準備が必要です。
でも、それで受かれば自分に見込みがあると思って自信を持っていいと思いますし、一番大事なのは自分自身もこの会社に自分が合うか?を確かめる大切な機会なので、それを忘れないで欲しいです。
それぞれの就活の流れを前もってチェックし、挑んでくださいね!