今回は、シワのある肌からシワを無くして自然な美肌にするレタッチについてご紹介します。
なかなか業務で使う機会ないよ!と思われがちですが、クライアントから提供された素材などで、レタッチが必要になることはあります。
無料素材であらかじめ方法をおさらいしておくと、役に立ちますよ!
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#F48FB1″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]今回使わせていただく素材はこちら[/st-minihukidashi]
それではご紹介していきます!
[st-mybox title=”レタッチの方法について” fontawesome=”fa-bullhorn” color=”#ff85a8″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffe0e9″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=””]
ご紹介しているのは、いつも私がWEBデザイナーとしての業務で行っているレタッチを簡単にご説明したものです。
レタッチを専門にされている職業の方とはまた方法が違う可能性もありますが、WEBデザイナーとしての業務では差し支えなく使えるスキルです!ぜひ活用してください(*’ω’*)
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Photoshopのレタッチに使うツールはこちら
今回レタッチに使うツールはこちらです。
スポット修正ブラシツール、ぼかしツールを使います。
スポット修正ブラシツールとは
スポット修復ブラシツールは、汚れやシワを取り除いたりすることで、周りの画像をなじませることができます。
「修復ブラシツール」のようにサンプルを一度とって使う、ということなく感覚的にサッとなぞるだけで修復できる、小さい範囲にオススメのツールです。
また、選択すると上のバーでさらに詳細設定できるようになっています。
ぼかしツールとは
ぼかしツールは、なぞった範囲だけをぼかすことができるツールです。
ツールを選択したときに「強さ」を選べるので、それでぼかしの具合を調節すると良いでしょう。
Photoshopのレタッチ手順をご紹介
まずは、シワを目立たなくする
まずは、シワ自体を目立たなくするように修正していきます。
[st-step step_no=”1″]まずは、レイヤーをコピーしておきましょう[/st-step]
まずは、この画像のレイヤー自体をコピーしておきましょう。
- 失敗したときにすぐリカバリするため
- あとで加工した画像と合わせるため
に必要となります。
[st-step step_no=”2″]スポット修正ブラシツールを使ってシワの上をなぞっていく[/st-step]
スポット修正ブラシツールに設定したら、顔の周りのシワ・ほくろなど消したいところをなぞりましょう。
唇の縦シワも、年齢を感じさせるパーツと言われるので、少し薄くしたほうがいいかもしれません。
なぞったことでさらに周りと違和感が出てしますようでしたら、周りの部分はスポット修正ブラシツールの強さを落としてさらになぞっていきます。
[st-step step_no=”3″]シワを消したレイヤーをさらにコピーしておく[/st-step]
シワを消したレイヤーをさらにコピーします。
[st-step step_no=”4″]コピーしたほうの不透明度を50%に変更[/st-step]
コピーしたら、そのレイヤーの不透明度を50%に変更します。
(今さらですが、わかりやすいように名前をつけておきましょう!)
次はこのレイヤーに加工をしていきます。
[st-step step_no=”5″]目尻のシワはぼかしツールで薄める[/st-step]
目尻のシワは、影もあるのでスポット修正ブラシツールだと違和感が出てしまいます。
ぼかしツールを使って、シワ自体を薄くしましょう。
次に、影があるところを薄くしてくすみを無くす
最後に影があるところを薄くして、くすみを無くします。
写真で言うと、照明を当てるような感じです。色調補正を行う方法もありますが、今回はブラシで仕上げていきます。
不透明度50%:ぼかし加工のレイヤーをそのまま使います。
ブラシで丁寧に目の周りをなぞります。
ここまで終われば完成です。
【Photoshop】今回のまとめ
今回のポイントをおさらいしましょう。
[st-midasibox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- スポット修正ブラシツール、ぼかしツールを使ってシワなどを取り除く
- 影はブラシを使って薄くする
- お化粧をするような感覚ですると、上手に修正できます!
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また1点注意として、クライアントから頂いたモデル写真などを使用してデザインする場合、顔の加工をするかしないかは自分で判断せずに必ずクライアントに確認しましょう。
(事務所的にどういう方針なのか確認するため)
ぜひ練習してみてください(*’ω’*)