Webデザイナーになりたいけれど、自分が向いてない性格だったらどうしよう・・・。そもそも向いている性格や向いてない性格ってあるのかな?
そう思った方のために、私がこれまでWebデザイナーをやってきて「こういう人は向いてる・向いてない」と感じた人の性格をまとめてみました。
向いている人はそのままぜひWebデザイナーに向けて突き進んで欲しいですし、もしも向いてない部分が見つかった人はどうすれば考え方や性格を改善できるのかについても書いてみました。
自分がWebデザイナーに向かないかもしれない・・・と思った場合でも、この記事を読んで自分の良いところも発見して、Webデザイナーを目指してくださいね!
そもそもWebデザイナーに向いてる性格じゃなくても大丈夫?
Webデザイナーに向いてる性格や向いてない性格を紹介する前に、 明らかに自分はWebデザイナーに向いていなさそうなんだけど、それでも大丈夫かな?と思ってこの記事を読んでいる人へ。
大丈夫です!向いてる性格であれば実際にWebデザイナーになった時により楽しく仕事ができるかもしれませんが、全部当てはまらなくたっていいんです。
こんな性格だったりこんな考え方になったりすれば、よりWebデザイナーを楽しくやれるよ!ということ紹介しているだけですので、ぜひWebデザイナーになるための参考にしていただければ嬉しいです。
Webデザイナーに向いてる性格って?
ここからは、10年以上Webデザイナーをやってきた私の経験を元にWebデザイナーに向いてる性格や考え方こんな人達だよ!というのをまとめてみました。
何もない状態から何かを生み出すことを苦としない人
世の中に既にWebデザインはありふれているように見えますが、まだまだゼロからWebデザインをすることってとっても多いんです。
そんな何もない状態から考えてWebデザインを作り出すことを 楽しめる人の方がWebデザイナーに向いています。
コツコツ丁寧にやることが好き
Webデザイナーと言うと何かを作り出すイメージがあるかと思いますが、そればかりではありません。
バナーのリサイズと言って、決められたデザインのバナーのサイズを延々と変えていくだけのような作業もありますし、ショップの値段を変えていくだけの作業みたいなのもあります。
こんな時はコツコツ丁寧にやることが好きな人の方が仕事がはかどります。
自分で時間の計画が立てられる人
Webデザインをしていると、どうしても考える時間が長くなってしまいます。
限られた時間で最大限の良いデザインを作りたいんですが、そのための時間の計画をきちんと立てられる人が重宝されます。
人とコミュニケーションをとることが好き
Webデザインと言うと、どうしてもパソコンに向かって黙って仕事をしているというイメージがあるかと思います。
実際にはそういうことはなく、お客さんとWebサイトの方向性やスケジュールについて話し合ったり、同じチーム内でWebデザインの方針について話し合ったりすることもあります。
コミュニケーションが取れないと、そういった話し合いができないので うまく仕事を進められなくなるし、コミュニケーションをとって進めるような仕事任せてもらえなくなります。
限られたものの中で作り上げることができる人
これはWebデザインを作るソフトが無いけれどデザインが作れる人…という意味ではないので安心して下さいね!
Webサイトは通常限られた予算内や期間の中で作られます。
例えば制作のための写真が少なかったり、素材が少なかったり、技術的にはこういうことができると分かっているのにそれが出来なかったりってこともあるんです。
そんな限られたものの中でも最大限の力を出して、お客さんにとって良いものを提供できるのかどうか。こんなふうに考えられる人の方がWebデザインも楽しく続けられます。
自分自身の健康管理をちゃんとできる人
Webデザイナーは結構生活が不規則です。加えて座りぱなしの仕事ですし、睡眠時間が少なくなりがちの仕事でもあります。
きつい…!と思った時は、絶対に自分からSOSを出した方がいいです。
また、普段から自分自身で運動するとか、食事に気を付けるとか健康管理をちゃんとできる人が良いでしょう。
街中でもデザインに結び付けて物事を見ることができる人
これは普段からデザインが楽しくなるためのコツなんですが、街中の看板一つでもデザインに結びつけて物事を見ることができる人はとてもWebデザイナーに向いていると思います。
この看板は何でこの色の組み合わせなんだろう?とか、 この業種はこういうデザインが多いのかな?とか 普段からデザイン脳を働かせることができる人は、実際のWebデザインの仕事でもそれが活きてくると思います。
自らプラスアルファで返せる人
これはどういう意味かと言うと、言われたことだけをしない人のことです。
たとえばこんな風なデザインを作ってみて!と言われて、 実際に作ってみたけれど自分では何かしっくりこない…。
そんな時にちょっとだけ工夫してもう一つデザイン案を作ってみる。こんな風にプラスアルファで返せる人って仕事がとってもスムーズに進むんですよね。
これはWebデザインに限ったことではないんですが、 お客さんの思う一歩先を準備してあげるWebデザイナーの方が自分にとっても楽ですし、お客さんにとっても嬉しい存在となります。
人に何かを教えることが好きな人
Webデザインはよく、結局は人の好みと言われることがあります。
これは半分合っていて、半分間違いです。好まれるWebデザインにはやっぱり訳があって、Webデザイナーはそれをお客さんにきちんと説明することが求められます。
人に何かを教えるのが好きな人って、そういうことをわかりやすく伝えることができるんですよね。
なので、人に何かを教えることが好きな人はWebデザイナーに向いていると言えます。
自分のスキルをそのままにせず、常に勉強し続ける人
Webデザイン業界は常に新しい技術や情報が増え続けています。
Webデザイナーになったばかりの時の知識はすぐに古くなってしまいます。その先も新しい技術を自分で身につけることを苦と思わない人がWebデザイナーには向いています。
Webデザイナーに向いてない性格
次にWebデザイナーに向いてない性格についてまとめてみました。
しかしながら書いてみるとこれ Webデザイナーに限らずどの仕事においてもそうかもしれません。思い当たることがある人は、改善する必要があるでしょう。
面倒くさがりな人
Webデザインって大きな仕事ばっかりではなくて、細かい作業や単純作業だって存在するんですよね。
仕事を選り好みなんてもちろんできないわけで、めんどくさがってこういう細かい作業や単純作業が出来ない人は、Webデザイナーには向いてないかもしれません。
考えることや調べることが苦手な人
Webデザインをやっていると、考えることや調べることが必ずあります。
だから自ずと、思考力や調べるためのスキルも必要になってきます。
考えることや調べることが苦手で後回しにしちゃうような人は、Webデザイナーになってから苦労するでしょう。
人のいいところを素直に認められない人
たまにWebデザイナー同士でもあるんですけど、人の作ったWebデザインをひとつも認められない人っているんです…。
人のいいところを一つも発見出来ない人って、 たぶん自分で勉強していてもデザインのこんなところがいい!なんての見つけられないと思うんです。
いいものをいい!と素直に認められない人はWebデザイナーにはあんまり向いてないかもしれません。
時間の区切りが上手につけられない人
Webデザインの仕事は考えたり調べたりすることが多いので、時間をかけようと思えばどこまでもかけられてしまいます。
でも実際はお客さんに提出する締め切りやWebサイトアップの日にちが決められているわけです。
また自分一人で作っているわけではないので、会社の中で調整する時間やサイトアップまでの準備をする時間が必要になるわけですよね。
時間の区切りが上手につけられない人は同じチーム内の人にも迷惑をかけてしまうし、最終的にお客さんに迷惑をかけてしまうことにもなります。
向いてるか向いてないかもあるけど、結局は自分のなりたい気持ちを大事に
Webデザイナーに向いてる性格、Webデザイナーに向いてない性格を私がこれまでに出会ったWebデザイナーなどの経験をもとにまとめてみました。
でも向いてる向いてないは置いておいて、結局は自分が Webデザイナーになりたいという気持ちが大事なんです。
そのために、足りない部分はどう改善できるか。向いているところや良いところはどう伸ばせるかということを考えるきっかけになってもらえたら嬉しいです。