Webデザイナーを目指した!
Webデザイナーになれた!・・・のはいいけど、この仕事って老後まで安心して続けられるのかな?とふと心配になることってありませんか?
結構ハードスケジュールのときもあるし、ずっと新しい技術は増え続けるから時間的にも体力的にも結構大変・・・。
私もWebデザイナーになったばかりのときは
「やったーーー!めちゃくちゃ楽しい仕事に就けた!」
だけでやってこれてたのですが、10年以上もたつと今後どうやって続けていこう?と思わないこともなくなりました。
日本では実際に年齢を重ねてもWebデザイナーがいるのかどうか?についてですが、2010年Ⅳデザイン関係統計資料ー経済産業省のデータによると、男女合わせて1万人以上もいるようですね。
こちらは2010年のデータなので、新しくWebデザイナーを始めた人がいると考えると現在ではもっと多そうです。
ここでは、私が老後まで安心してやれる!!って思ったお話しと、そうなるためにやっている準備についてご紹介したいと思います。
せっかく大好きで始めたWebデザイナー、なんなら老後も自分のペースで安心して仕事できるように、これから少しずつ準備しておきましょう☆
Webデザイナーが老後まで仕事することは可能!
結論から言うと、Webデザイナーが老後まで仕事を続けていくことは可能です。
しかし、そのためには事前に準備しておくことがあります。
一番大事なことは会社ではなく個人で仕事ができる環境を作っておくことです。
Webデザイナーを長く続けていれば、定年があまりないこの業界、同じ会社に居続けられるかもしれない。
けれど、どうしても激務続きなのは会社にいると避けられないと思うんですよね。
仕事が続けられてもここが痛い、あそこが痛い、病院通い・・・みたいな状態では仕事を続けたくありませんよね。
年齢を重ねて、自分のペースにあった仕事を続けるには個人で仕事ができる環境を作るのが長く続けられる方法です。
具体的にどんなことをしていけばいいのか、ひとつひとつ解説していきますね。
働く環境さえ整えれば、自宅でずっと仕事を続けられる
まずは、自宅で働ける環境を整えておきましょう。
自宅に書斎を用意する必要はありませんが、パソコンがのる小さなテーブル(リビングテーブルでももちろんOK!)とパソコン一つ。
それに、Adobeのアプリを入れておけば自宅でもWebデザインは可能です。
もし今のうちから環境を整えておこう、と考えるのであればパソコンのスペックは会社で使っているものと同等のものをそろえておくことをおすすめします。
自宅のパソコンが会社のものよりスペックが劣っていると、結局自宅でパソコンを開くことにストレスと感じてしまうからです。
定期的にWebデザイナーにおすすめのパソコンをまとめたものを更新していますので、ぜひ読んでみてくださいね。
人間関係を大切にしておけば仕事に発展する可能性もある
Webデザイナーの仕事に限らず、どんな仕事でも人間関係を大切にしておくことは重要です。
また、これはWebデザイナーとしての人間関係だけではなく、友人などの人間関係も含みます。
私の場合ですが、Webデザイナーになる前から友人である何人もの人からこれまでも仕事の依頼を受けました。最初はWebデザイン関係なく友人であったり、知り合いだったりした人たちが未来のお客さんになるなんて私も思ってもみませんでした。
よく仕事なんかでも、転職の際に「もう仕事辞めるからどうでもいいや」みたいな態度をとってしまう人っていませんか?
世間は狭いもので、どこで誰とつながっているのかわかりません。あとあと仕事であったり、別の人間関係に響いてきちゃいますよ!
人間関係を上手にやっていくというのは教科書がなくて大変ですが、
- 友人関係や知り合いを大切にする
- 転職の際はなるべく円満に
を心がけてくださいね。
Webデザイナーとしての経験を積み上げておくと仕事を頼まれやすい
Webデザイナーとして老後まで仕事を続けるためには、たくさんの経験を積み上げておくことが大切です。
また、年齢があがるにつれてデザインだけではなく、Webディレクションを求められることも多くなります。
Webデザイン前のサイト全体の構成、サイトの方針、サイトのゴールを決めること、その後の運用や制作時のスケジュール管理などディレクションになると様々なことが求められます。
もちろんこれはWebデザインのスキルを蓄えてきてからできるようになるものなので、今すぐにないといけない!と焦る必要はありません。
ですが、Webデザインだけではなくデザインを行う上で必要となる知識やスキルも徐々に身に着けておきましょう。
Webデザイナーが老後まで仕事を続けるために今から始めておきたいこと
これからWebデザイナーになるから老後まで考えられないなぁ・・・と思う人もいるかもしれません。でも、仕事をしていたら時がたつのは本当にあっという間。
今からでも準備しておいて遅いことはないですよ!少しずつ習慣づければそんなに難しくはないので、ぜひWebデザイナーになってから習慣づけましょう!
具体的に習慣づけると良いことをまとめてみました。
Webデザイナーの集まりやイベント・勉強会に積極的に参加する
Webデザイナーをするのであれば、ぜひ社内のWebデザイナーとだけではなく社外のWebデザイナーと交流を持ってください。
地元でのWebデザイナーの集まりやイベント・勉強会などにもぜひ参加してみましょう!
私も「まだWebデザイナーになったばかりなんですけど~・・・」みたいな感じでよく通ってました。
こうやって色んなWebデザイナーとつながることって大事なんですよね。お仕事を紹介してもらったり、アシスタントをさせてもらって勉強したこともありました。
また、地元の集まりなどだけではなく、今はSNSなどでもWebデザイナーと交流することだってできます。
ぜひのんびりでもいいので、外に目を向けるようにしておきましょう。コミュニケーションを磨くことにも役立ちますよ!
Webデザイナーとしての将来設計をしておく
老後もWebデザイナーとして続けたければ、将来設計もしておいたほうがいいでしょう。
今の時点ではWebデザイナーの仕事だけで手一杯ですが、将来の幅を広げるために35歳過ぎたらディレクター業についても勉強しておくとか、プログラミングもできるようになっておくとかです。
Webデザインのみで知識を蓄えて老後も同じように仕事はできるかもしれませんが、たぶんそのころにはもっと若いWebデザイナーとそういう仕事の取り合いになってしまいます。
Webデザイナーを長く続けるのであれば、それなりにプラスアルファのスキルアップが必要です。
今の自分がWebデザインだけしかできないのであれば、将来はそのWebデザインをできるデザイナーたちのスケジュール管理ができたりチェックができたりするように、少しずつ自分のスキルもアップしていきましょうね。
自分の強みが少なくても、その強みを伸ばしてアピールできるようにしておく
例えば、Webデザインでも得意・そうではないってあると思うんです。カッチリした会社のWebデザインみたいなのは得意だけど、幼稚園や保育園みたいなほんわかしたWebデザインは苦手・・・というふうに。
または、Webサイトのデザイン自体は苦手だけど、バナーを作るのはとっても得意、とか。
そんな風に自分の得意を伸ばし、強みに変えておくんです。
どう変えるか?なんですが、例えばバナーだったら動くバナーまで作れるようにしておくとか、マメに市場のバナーについて調査しておくとかですね。
ほんの少しの分野でもこれならいける!ということを伸ばしておくことが大事です。
Webデザイナーとして将来安心して仕事を続けるために
今は激務でバリバリなWebデザイナーとしてやれても、いつか体力や気合いだけではもたなくなるときが必ずきます。
そんな時でも、自分のこれまでやってきたことで将来までWebデザイナーを続けられるようにしたいものです。
- Webデザイナーの交流や勉強会内のコミュニケーションで人脈を作っておく
- 今からの将来設計
- 知識や経験を積み上げ、自分の強みを見出しておく
今Webデザイナーになってのであれば、今すぐ将来のために始めてみましょう!